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サッポロビール、カールスバーグ社と販売代理店契約に向けた合意書を締結

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サッポロビールは、世界的ビール大手のカールスバーグ社(Carlsberg Asia regional office、香港)と、香港・マカオ、シンガポールにおけるSAPPORO PREMIUM BEER(サッポロ・プレミアム・ビール)などの販売に関する代理店契約に向けた合意書を締結した。また、マレーシアに関してはSAPPORO PREMIUM BEERの販売代理店契約に加え、カールスバーグ社マレーシア工場での生産委託契約に向けた合意書を締結した。2024年1月1日からのカールスバーグ社による販売開始を目指す。サッポロホールディングスが2023年11月1日発表した。

カールスバーグ社は、東アジア・東南アジア市場で広く存在感を示しており、顧客との接点である複数のチャネルに対応できる効率的な流通網を持ち、複数地域でシェアNo.1を誇っている。

サッポロビールは、ASEAN市場を市場規模・成長性において重要な市場と位置付け、2011年に竣工したベトナム工場を拠点に、これまでも段階的に売上を拡大してきた。「カールスバーグ社との販売代理店契約は、SAPPORO PREMIUM BEERのさらなる市場浸透を実現し、ASEAN地域No.1の日本のビールブランドに飛躍するチャンスになると考えている。今後、さらなる取組エリアの拡大や販売強化を推進し、2026年にはASEAN+香港・マカオ市場で150万ケース(大びん633ml×20本換算)の販売を目指す」としている、

サッポロビールの担当者はシンガポール新聞の取材に対し「シンガポールでは既に『SAPPORO PREMIUM BEER』『ヱビスビール』は流通しており、加えてカルスバーグ社のチャネルを通じて販売していく。カルスバーグ社マレーシア工場で製造するのは『サッポロ・プレミアム・ビール』のみでマレーシア国内向けである」と答えた。

◇カールスバーグ社 販売代理店契約協議概要
【販売開始日】2024年1月1日
【販売エリア】香港・マカオ、シンガポール、マレーシア

【販売商品・容器】
[香港・マカオ]
・SAPPORO PREMIUM BEER 330ml缶、500ml缶、650ml缶、330ml瓶、20L樽
・ヱビスビール 350ml缶、500ml缶、10L樽
[シンガポール]
・SAPPORO PREMIUM BEER 330ml缶、500ml缶、650ml缶、330ml瓶、20L樽
・SAPPORO PREMIUM BEER Black 20L樽
・ヱビスビール 350ml缶、10L樽
[ マレーシア ]※Carlsberg社マレーシア工場で製造
・SAPPORO PREMIUM BEER 320ml缶、325ml瓶、640ml瓶、10L樽、22.7L樽

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