シンガポールのリー・シェンロン首相（71）は2023年11月５日、Singapore Expo Convention and Exhibition Centreで開かれた与党・人民行動党（PAP）の党大会で演説した。
この中で、「次の総選挙（GE）は、４Gチームへのリーダーシップの移行と重なりそうだ。私は次の総選挙までにローレンス・ウォン副首相兼財務相にバトンタッチするつもりだ。COVID-19の影響で70歳までに退任をするという目標を逃してしまったが、来年はPAP結党70周年である。私の誕生日ではないが、その機会をリーダーシップの移行の目的に借りたい」と述べ、2024年11月21日の結党70周年を前に首相を交代することを表明した。
首相退任後については「私が役に立てると新首相が考えるところにはどこへでも行く。次の総選挙を戦い、勝利するために、彼と彼のチームを全力で支援するつもりだ。私は今後もシンガポールがずっと成功し続けるように、彼が責任を果たすのを助ける」と述べた。
リー・シェンロン首相は2004年８月に首相に就任した。