進出・出資・撤退

南日本運輸倉庫、シンガポールの老舗フルーツ卸売企業と資本提携

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南日本運輸倉庫(本社:東京都中野区)は、シンガポールでフルーツ卸売業を展開するSatoyu Trading Pte.Ltdの株式を取得し、資本提携した。2023年11月1日発表した。株式取得割合、株式取得金額は非公開。代表者には大園圭一郎氏(南日本運輸倉庫・代表取締役社長)が就いた。

Satoyu Trading社は、シンガポールで初めてマレーシア産バナナを輸入した老舗のフルーツ卸売企業で、現在では数多くの高級フルーツやフルーツ加工品などを輸入し、シンガポール国内の小売店、ウェットマーケット、スーパー、EC市場などへ供給している。

南日本運輸倉庫グループは、Satoyu Trading社との資本提携により、日本国内事業で培った配送業務や庫内作業の効率化などでシナジーを発揮するとともに、シンガポールをハブとして近隣諸国への販路拡大・開拓など積極的に取り組むとしている。

南日本運輸倉庫の担当者はシンガポール新聞の取材に対し、「Satoyu Trading社の社名変更はしない。日本人が常駐する」と答えた。

◇Satoyu Trading Pte.Ltd.
【  設立  】1983年
【本社所在地】Pasir Panjang Wholesale Center Singapore 110024
【 事業内容 】フルーツ・フルーツ加工品の卸売業(輸出・輸入)

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