スマートシティ・通信 気候変動(低・脱炭素)

エクシオGのLAE社、公営住宅駐車場のEVチャージャー設置に伴う工事を受注

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エクシオグループ(東京都渋谷区)のグループ会社でシンガポールに本社を置くLeng Aik Engineering Pte.Ltd.(代表取締役社長:木村節哉、LAE社)は2023年5月18日、ComfortDelgro Engie Pte.Ltd.より公共住宅敷地内の屋内・屋外駐車場へのEVチャージャー設置に伴う電気・土木工事を受注した。合計314サイトに987台のEVチャージャーを設置する。受注金額は非開示。

シンガポール政府は2021年2月発表した環境行動計画「シンガポール・グリーンプラン2030」で、ガソリンやディーゼル燃料の内燃機関車(ICE)を2040年までに段階的に廃止し、EVに転換する方針を打ち出した。全ての公団住宅区の駐車場に充電スタンドを設置する「EV対応タウン(EV-Ready Town)」を計画し、EVが利用しやすい街づくりを推進することで、EVの普及拡大に取り組んでいる。

公団住宅の駐車場の充電スタンド 提供・エクシオグループ

具体的には、2030年までに国全体で60,000台のEVチャージャー設置を目指しており、陸上交通庁(LTA)は2022年11月2日、ComfortDelgro Engie社を含む5社にEVチャージャー設置を発注した。

エクシオグループの担当者は、シンガポール新聞の取材に対し、「入札で受注した。シンガポールの公共住宅敷地内の屋内・屋外駐車場へのEVチャージャー設置に伴う電気・土木工事の受注は初めてだ。工事は2023年5月から24カ月間である。EVチャージャーはComfortDelgro Engie社より支給される」と答えた。

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