進出・出資・撤退

バンダイナムコエンターテインメント、シンガポールのSuper Gaming社に出資

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バンダイナムコエンターテインメント(東京都港区)は、「IP(キャラクターなどの知的財産)メタバース」構築と新たなエンターテインメント創出を目的とするスタートアップ投資ファンド「Bandai Namco Entertainment 021 Fund」を通じて、新たにインドを中心に事業展開しているシンガポールのSuperGaming Pte Ltdに出資した。出資額、出資後の持株比率は非開示。2023年3月17日発表した。

Super Gaming社は2019年8月設立。インド市場を中心にスマートフォン向けゲームアプリの開発・パブリッシング、独自のゲーム開発エンジンプラットフォームの開発・提供を行っている。

バンダイナムコエンターテインメントは、「今回の出資を通じて、今後さらなる成長が見込めるアジア市場の理解を深めるとともに、バンダイナムコエンターテインメントのIPの知見を組み合わせることで、ビジネス拡大を模索していく」としている。

バンダイナムコエンターテインメントの担当者はシンガポール新聞の取材に対し、「Super Gaming社への役職員の派遣はない。バンダイナムコエンターテインメントの事業とSuper Gaming社の事業とのシナジーを見込んでいる」と答えた。

◇SuperGaming Pte Ltd
【  所在地   】本社:5001 Beach Road #08-11 Golden Mile Complex Singapore 199588/事業所:インド プネー
【設立年月日】2019年8月19日
【  代表者   】共同出資者兼CEO Roby John
【 事業内容 】モバイルゲーム開発とゲームの開発エンジンプラットフォームの提供

◇Bandai Namco Entertainment 021 Fund
【 投資対象 】国内外のブロックチェーン、VR/AR/xR、AIなどの技術を活用したエンターテインメントに関連するプロダクトやサービスの提供、また、メタバース、Web3.0関連の事業を行うスタートアップ企業など
【投資対象ステージ】プレシードからレイターステージまでの幅広い成長ステージの企業を対象とする
【 投資規模 】年間10億円(3年間で30億円)程度の出資を想定
【チケットサイズ】数千万円~5億円

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