日本政府は2019年6月4日、農林水産物・食品の輸出拡大のため、当面の緊急課題と対応を明確にした工程表をまとめた。シンガポールへの活ガキ輸出に必要な衛生プログラム認定産地を着実に拡げていくことなどを盛り込んだ。
シンガポールへの活ガキ輸出では、三重県が2018年12月に衛生プログラムの認定を受けた。また、農水省・厚労省は今年4月にシンガポール当局に大分県の申請書を提出した。宮城県、広島県も関心を示しているといい、3県産とも年内の認定を見込んでいる。実現すれば三重県産を含め4県で年間4,000万円(推定)の輸出が可能になるとしている。