日本政策金融公庫は2019年6月6日、農水産物生産者・食品企業が過去輸出経験ない国・地域に輸出を試みるに際して、ノウハウを持つ貿易商社とマッチングすることで販路開拓を後押しする「トライアル輸出支援事業」の2018年度支援実績を発表した。
輸出先は6カ国・地域、計43件で、最多はシンガポールの15件(2017年度11件)だった。シンガポールへの主な輸出品目は ▽農産物(トマト・生しいたけ・りんご・いちご・ピーマン・さつまいも) ▽農水産加工品(ネギトロ・焼きほたて・だしパック・茶・青汁・飲むゼリー・麺類) ▽飲料(ビール)――となっている。
台湾12件(同30件)、マカオ6件(同1件)、タイ5件(同0件)、マレーシア4件(同7件)、中国1件(同0件)と続いている。