シンガポールDBS銀行は2019年7月24日、インドネシア法人DBS Bank Indonesiaが高級木製ドアメーカーPT Sumatera Timberindo Industry(STI社)とインドネシアにおける最初の持続可能性に関連した輸出融資に署名したと発表した。
DBSは、森林管理協議会(FSC)によって認定された供給元から木材と原材料を入手するという目標に基づいて融資を評価した。FSC認証を取得した原材料の出荷ごとにローン金利を引き下げる。
STI社のHidayat Angディレクターは、「ESG(環境・社会・ガバナンス)認証は、事業を持続可能かつ責任を持って運営するという当社のコアバリューに帰着するので重要だ。当社製品は、森林から棚まで、生産のあらゆる段階で責任を持って取り扱われる。顧客の環境意識が高まるなかで、調達する製品とサービスが高い保護価値(HCV)領域を脅かさないことを保証したいと考えている」とコメントした。
DBS Bank IndonesiaのRudy Tandjungディレクターは、「ESGを考慮しながらビジネスの成長を求めている企業が増えている。DBSは目的志向の銀行として、ステークホルダーの期待の変化に対応して、業界の最前線に立ち続ける。企業が将来のために肯定的な影響を残す手助けをしていく」とコメントした。