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栃木県産農産物のシンガポール向け輸出額過去最高、「いちご」が牽引=18年度

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栃木県は2019年5月23日、2018年度の県産農産物輸出実績を発表した。輸出額は全体で前年度比6,386万円(21%)増の3億6,900万円で、過去最高を更新した。牽引したのは「いちご」で同比1,562%増の6,300万円。輸出先上位は①タイ ②シンガポール ③米国――となっている。また、「米」が同比116%増の4,500万円。輸出先上位は①シンガポール ②香港 ③米国――で、シンガポールと米国向け輸出が始まったことが寄与した。

シンガポール向け輸出額も前年度実績の約2倍で過去最高を記録した。県産いちごブランド「スカイベリー」「とちおとめ」の輸出額が前年度実績の約20倍へと大幅に増加したことが要因。県農政部経済流通課担当者は「シンガポールをはじめ東南アジア各国でプロモーションを実施しており、その効果が周辺の国・地域に波及している」と分析している。

栃木県産いちご「スカイベリー」 写真提供・栃木県

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