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AAIC Kenya・HiRAKU・SEITOKU、ケニアラグビー協会と覚書を締結

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シンガポールに本社を置くAAIC Holdings Pte.Ltd.(代表パートナー:椿進)のケニア現地法人AAIC Partners Africa Ltd.(AAIC Kenya)は2022年11月20日、ラグビー元日本代表キャプテンの廣瀬俊朗氏が代表を務めるHiRAKU(神奈川県藤沢市)と、精密機器のSEITOKU(大阪市)と共同で、ケニアラグビーの支援を行うことを定めた覚書をケニアラグビー協会(Kenya Rugby Union、KRU)と締結した。12月23日発表した。

ケニアラグビー協会は1923年設立。1986年にラグビーアフリカ連合(現:ラグビーアフリカ)に創設団体として加盟し、1990年に国際ラグビー評議会(現:ワールドラグビー)に加盟した。ケニアラグビー男子代表(Simbas)、女子代表(Lionesses)、男子7人制ラグビー代表(Shujaa)などを統括している。

4者は今後、日系企業との連携を通じたケニアラグビーのスポンサーシップ、ユース年代のタレント発掘や日本への留学支援、ユース年代のトレーニングサポート、NFTを活用した取り組みなどを行うことで合意した。

AAIC Kenyaの担当者はシンガポール新聞の取材に対し「(NFTを活用した取り組みについて)トークンを使用したファン参画型のクラブ運営など現地ラグビーチームの支援を検討している」と答えた。

AAIC Holdings社は2017年に日系初のアフリカに特化したファンド(アフリカヘルスケアファンド、AHF1号)を設立、2022年3月末にアフリカ・イノベーション&ヘルスケアファンド(AHF2号)を組成するなど、アフリカのスタートアップへの出資・成長支援を行っている。

◇Kenya Rugby Union(KRU)
【  所在地 】ナイロビ(ケニア)
【 CEO 】Aggrey Wabulwenyi
【 設立 】1923年

◇HiRAKU
【  所在地 】神奈川県藤沢市
【 代表 】廣瀬俊朗
【 設立 】2019年
【事業内容】ラグビーやスポーツを通じたソーシャルイノベーション、リーダーシップ、人材育成など。

◇SEITOKU
【  所在地 】大阪市
【 代表 】弓場康平
【 設立 】2011年
【事業内容】精密機器、工業用省力化機器、検査装置機器の設計、開発、組立、施工、販売及びメンテナンス業務、ソフトウェアの開発、販売、海外進出支援など。

◇AAIC Partners Africa Limited(AAIC Kenya)
【  所在地 】ナイロビ(ケニア)
【  代表者 】石田宏樹
【 設立 】2018年
【事業内容】主に東アフリカ地域にて、戦略コンサルティング・実行支援や投資事業を展開。

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