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ラクト・ジャパン、シンガポール北西部に新たなチーズ製造工場建設を決定

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ラクト・ジャパン(東京都中央区)は2022年11月14日開いた取締役会でシンガポールの連結子会社Lacto Asia Pte Ltd.による新工場建設について決議した。同日発表した。

Lacto Asia社は、アジア地域の食品メーカーや外食産業向けを中心に業務用プロセスチーズやシュレッドチーズを製造・販売している。アジア地域でのチーズ消費は拡大が続いており、Lacto Asia社は2003年の製造・販売開始以来、コロナ禍の影響を受けた時期も含めて、チーズの製造・販売数量を着実に伸ばしていた。

アジア地域では、今後も所得水準の向上や食の欧米化の進展とともにチーズの消費拡大が見込まれることから、Lacto Asia社は新工場建設により、能力増強および製造する商品のバリエーション増加など生産体制の強化を図り、チーズ製造販売事業のさらなる事業拡大を目指すこととした。

今期連結業績への影響は軽微という。

新工場の概要(予定)は下記の通り。

【  所在地 】シンガポール 北西地区
【  床面積 】約6,500㎡
【投資総額】約35,000千SGD(約35億円)
【主要設備・用途】生産設備(チーズ製造ライン)、倉庫、事務所
【施工開始時期】2023年3月(予定)
【稼働開始時期】2025年3月(予定)
【資金計画】自己資金、金融機関からの借入

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