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三井不動産、シンガポール法人通じジャカルタ都市圏内の分譲住宅事業に参画

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三井不動産は、シンガポール法人MITSUI FUDOSAN(ASIA)PTE.LTD.を通じて、インドネシア現地大手デベロッパーPT Jababeka Tbkの100%子会社PT.Grahabuana Cikarangと共同事業契約書を締結し、ジャカルタ都市圏内に位置するベカシ県における現地実需層向け分譲住宅事業“Jababeka Sports City”内の3区画(計808戸)への参画を決定した。同事業は三井不動産にとってインドネシアで3物件目となる住宅分譲事業で、PT.Grahabuana CikarangとMITSUI FUDOSAN(ASIA)社との合弁会社を事業会社として推進する。2022年9月1日発表した。

発表によると、ベカシ県は工業団地が多く集積し、そこで働く労働者をはじめとした中間層向け住宅需要が高まっている。同事業の計画地は、ジャカルタ中心部から南東約35km(車で約1時間)に位置し、PT Jababeka Tbkが1989年の創立以降、30年以上をかけて発展させてきた工業団地を中心とした開発エリア“KOTA JABABEKA”(コタ・ジャバベカ)内にある。

“KOTA JABABEKA”は約5,600haの規模を誇り、住宅・商業施設・ゴルフ場やスタジアムを備えた複合型タウンシップで、今後はLRTやMRTの始発駅が域内に整備される計画(2023年以降順次開通予定)もあり、更なる生活利便性の向上が期待されている。

同事業は約8.5haの敷地に広がる3区画からなる分譲住宅で、一部は低層店舗区画となった「ショップハウス」という。

三井不動産は「インドネシアは約2億7,000万人の人口を背景に今後安定的な経済成長が見込まれ、住宅市場規模のさらなる拡大が期待できる有望なマーケットである。これまで日本国内で培ってきた不動産開発のノウハウを最大限に活かし、インドネシアにおけるさらなる事業機会獲得を目指す」としている。

計画概要(予定)は下記の通り。

【 名称 】“Jababeka Sports City”内 3区画(区画名称未定)
【 所在地  】インドネシア・ベカシ県
【 交通 】ジャカルタCBD(中心部)まで約35km(車で約1時間)
【敷地面積】約85,500m2
【 総戸数  】808戸(戸建:622戸、ショップハウス:186戸)

【スケジュール】
2022年8月 販売開始
2023年2月 本体工事着工
2027年     引渡完了

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