シンガポール保健省(MOH)は2020年8月23日、新たに確認した新型コロナウイルス(COVID-19)感染者87人の概要を発表した。
内訳は、輸入症例13件(永住者(PR)5人、ワークパーミット2人、学生パス2人、扶養家族パス(DP)1人、長期訪問パス(LTVP)1人、短期訪問パス(STVP)2人)、国内コミュニティ感染症例1件(ワークパス1人)、外国人労働者寮居住者73人。
輸入症例の13人は、インド、フィリピン、バングラデシュからの帰国者。いずれもシンガポール到着後14日間のステイホーム通知(SHN)が発行され、SHN期間中にテストを受けた。
既に、寮に居住するすべての労働者のテストを完了している。現在、約13,500人が検疫期間中という。
MOHは、新たに確認された症例の感染経路を99%特定している。
既に54,164人が完全に回復し病院または地域隔離施設から退院した。病院に入院中の76人の容態は大半が安定しているか改善している。集中治療室はゼロ。COVID-19に感染しているものの状態が良好である2,086人は地域隔離施設にいる。