三井海洋開発は2022年11月11日、シンガポール子会社MODEC Offshore Production Systems(Singapore)Pte.Ltd.の従業員が不正行為に関する容疑でシンガポール法廷に起訴されたとの通報を受けた、と発表した。
「本事案は現在、裁判下にあり、訴訟の進展の妨げの恐れとなることから、詳細は公表できないが、司法当局の捜査に引き続き協力していく。今後、訴訟が進展して、公表が許可された事項がある場合は速やかに公表する」としている。
三井海洋開発は “Zero Tolerance”(どのようなケースであれ一切許さない)の方針のもと贈収賄撲滅に対応していて、同事案は内部通報制度による通報情報を基に外部弁護士を起用して事実調査を行った後、シンガポール汚職行為捜査局(Corrupt Practices Investigation Bureau)に報告したものという。