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リボミック、シンガポール特許庁が『RBM-010』に関して物質特許の特許査定

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核酸アプタマーを用いた分子標的薬の開発事業のリボミック(東京都港区)は2022年7月28日、単独でシンガポール特許庁に出願していた『RBM-010』(抗ADAMTS-5アプタマー)に関する物質特許について、特許査定を得た旨、代理人より通知があったと発表した。

シンガポール出願番号は11202004154S。

発表によると、変形性関節症は様々な原因から関節部(膝や足の付け根、肘、肩等)に痛みや腫れの症状が生じ、その後関節の変形をきたす病気で、治療は痛みや腫れを和らげる薬の服用や関節置換術の手術しかなく、根治する薬はない。患者数は、日本では2,500万人以上、世界では約2億4,000万人以上と推定され、今後、高齢化に伴い患者数の増加が予測されている。

健常な軟骨では、荷重に十分耐えるために、高濃度の完全なアグリカンが必要だが、変形性関節症ではアグリカンの分解と消失がみられるという。

ADAMTS-5はADAMTS(a disintegrin and metalloproteinase with thrombospondin motifs)酵素ファミリーに属するアグリカナーゼで、変形性関節症患者では患部においてADAMTS-5の活性の上昇がみられ、ADAMTS-5は変形性関節症におけるアグリカンの分解に関与していると考えられているという。

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