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シンガポール上海総合協力評議会、国際仲裁・金融・イノベーション等で5覚書

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シンガポール企業庁(ESG)は2019年5月24日、同日開催されたシンガポール・上海総合協力評議会(SSCCC)総会で、共同議長を務めたヘン・スイキャット副首相兼財務相、上海市のYing Yong市長立会いのもと、5つの覚書(MOU)が調印されたと発表した。

▽国際紛争を解決するための好ましい方法として国際仲裁を促進するためのシンガポール国際仲裁センターと上海国際仲裁センター間の覚書

▽Fullerton Investment Management(Shanghai)Co. LtdとOrient Securities Company Limited間のファンド商品の流通、証券取引および金融革新を含む金融サービスに関する共同作業覚書

▽デジタルバンキング、サプライチェーンファイナンス、クロスボーダー資本市場業務など新興分野を含む包括的な協力のためのOCBC銀行と上海銀行間の覚書

▽バイオ医薬品およびライフサイエンス、都市ソリューション、スマートシティ開発などの分野におけるシンガポールと上海企業間の革新的プロジェクトを促進するためのシンガポール企業庁と上海市科学技術委員会間の覚書

▽シンガポールのスタートアップエコノミーとイノベーションエコシステムの間のより密接な相互作用を促進するためのシンガポール企業庁と上海を拠点とする新興企業XNode間の覚書

また、会議では一帯一路(BRI)や革新的なクロスボーダー人民元ソリューションなどでの具体的な協力について話し合ったという。

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