物流・ハブ

シンガポール・チャンギ空港グループ 、年間最優秀パートナーはAIR CHINA

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チャンギ空港グループ(CAG)は2019年4月25日、チャンギ国際空港に隣接する複合施設「ジュエル」のイベント会場Cloud9 Piazzaで、シンガポールのエアハブの強化・成長に貢献した航空会社を表彰する“Changi Airline Awards 2019”を開催した。

年間最優秀パートナーは、AIR CHINA(中国国際航空)に贈られた。シンガポールのネットワーク拡大に貢献したのに加え、CAGと密接に協力して子会社のプレゼンスを高めたことが評価された。具体的には、過去6カ月の間に、AIR CHINAは北京線を毎日3便増便し、子会社の山東航空と深圳航空がそれぞれ済南線と南昌線を開設したのを含め、グループの中国6都市(北京・成都・済南・南昌・深圳・銀川)線の運航を週50%以上増便し、片道12,000人以上輸送能力を高めた。一方で、双方向の旅客需要を喚起するため、CAGと中国およびシンガポールでのさまざまなマーケティング構想で連携した。

China National Aviation Holding Corporation Limited (中国航空集団)と子会社AIR CHINAのSong Zhiyong社長は、「今後もCAGと密接に協力して新しい潜在市場の開拓と探索を続け、中国とシンガポール間の経済協力を強化しながら、両国間の人々と文化交流に貢献していく」と述べた。

提供・CAG

授賞式で挨拶したCAGのLee Seow Hiang CEOは、チャンギ空港がインフラ投資を継続し、中長期的な能力増強を図っていることを強調し、「チャンギ・イーストの発展と共に進歩していく計画だ。また、ターミナル2を拡大し5年以内に刷新する」と構想を紹介した。また、フェリーと飛行機のインターモーダルトランスファーにも触れ、「間もなく最初のお客様をお迎えできることを楽しみにしている」と述べた。

同賞は今年で14回目。2018年一年間の各部門上位計25社に賞を贈った。Changi Airline Awards 2019受賞航空会社は下記の通り。

◇年間最優秀パートナー
中国国際航空

◇旅客輸送 2018年トップ5
①シンガポール航空グループ
②ジェットスターグループ(豪)
③エアアジア(マレーシア)
④キャセイパシフィック航空(香港)
⑤ライオングループ(インドネシア)

◇貨物輸送2018年トップ5
①シンガポール航空グループ
②キャセイパシフィック航空
③フェデックス・エクスプレス(米)
④中華航空(台湾)
⑤全日空

◇乗客数伸び率地域別トップ
〇米州 / ユナイテッド航空
〇欧州 / ルフトハンザドイツ航空
〇中東・アフリカ / エチオピア航空
〇北東アジア / 日本航空
〇シンガポール / スクート
〇南アジア / インディゴ(インド)
〇東南アジア / エアアジア
〇南西太平洋 / カンタス航空(豪)

◇貨物2018年伸び率トップ5
①アエロロジック(独)
②キャセイパシフィック航空
③シンガポール航空
④フェデックス・エクスプレス
⑤アシアナ航空(韓国)

◇ベスト・マーケティング賞
LOTポーランド航空

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