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リンゴ酢製造・販売のカネショウ、ハラル認証取得でシンガポール向け輸出開始

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リンゴ酢等製造・販売のカネショウ(青森県弘前市)は2022年5月、イスラム市場に向け本格的に輸出展開をするため、尾上工場(同県平川市)でリンゴ酢等のハラル認証を取得した。東南アジアのイスラム市場、特にマレーシア、シンガポール向け輸出を進める考えで、シンガポール国内では7~8月中に流通が始まる予定。ハラル認証取得に関しては、ハラル・ジャパン協会(東京都豊島区)と貿易商社ロコラボ(青森県八戸市)が連携して支援した。ロコラボが2022年6月15日発表した。

カネショウは1912(大正元)年創業。りんご酢の原料に津軽産の完熟りんごを100%使用し、丸ごとりんごをすりおろして発酵させる全国でも珍しい醸造法で製造しているという。ハラル認証商品は14種類のリンゴ酢関連商品で、随時追加していくとしている。

「イスラム市場では青森のリンゴは人気があるので、東南アジア・南西アジア・中東などイスラム市場に向けてどんどん輸出拡大しながら、健康、長寿をサポートしていきたい」としている。

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