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シンガポールの日系コンテナ船ONE社、2021年度3Qは想定上回る黒字決算

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シンガポールに本社を置く日系コンテナ船社Ocean Network Express Pte.Ltd.(ONE社)は2022年1月31日、2021年度第3四半期決算を発表した。

第3四半期(10―12月)は、売上高が前年同期比45億7,500万米ドル(122%)増の83億3,200万米ドル、税引き後損益が同比39億4,500万米ドル(418%)増の48億8,900万米ドルとなった。

第1―3四半期(4―12月)累計では、売上高が同比119億9,100万米ドル(124%)増の216億6,500万米ドル、税引き後損益が同比100億2,200万米ドル(616%)増の116億4,800万米ドルとなった。

ONE社は大幅な黒字決算となった要因について、国慶節や年末年始による季節要因の影響はありつつも総じて旺盛な貨物需要が継続し、一方で供給面ではサプライチェーン全体の混乱が続き、特に北米西岸は港湾や内陸の混雑が第2四半期よりもさらに悪化したことなどから、短期運賃市況が第2四半期からさらに上昇し、想定を上回る水準で推移したためと説明した。

また、サプライチェーン全体に対して許容量を超える負担がかかっている状況が継続したが、第3四半期においてはスペース不足は続くもコンテナ不足は発生しなかったとも付け加えた。

2021年度業績見通しに関しては、第4四半期(1-3月)は旧正月等の季節要因及びサプライチェーンの混乱による欠航の影響などが懸念されるが、堅調な荷動きが続く見込みとし、売上高を73億8,000万米ドル、税引き後損益を37億5,000万米ドルと見込んだ。

通期(4―3月)累計では、売上高を前回予想比36億3,200万米ドル(14%)増の290億4,500万米ドル、税引き後損益を前回予想比36億3,800万米ドル(31%)増の153億9,800万米ドルと予想した。

なお、ONE社の船隊構成は、2021年12月末時点で21隻で、キャパシティが154万2,702TEUとなっている。

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