気候変動(低・脱炭素) 物流・ハブ 産官学連携

IHI、シンガポールA*STAR傘下研究機関とSAF合成技術にかかる共同研究開始

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IHIは、シンガポール科学技術研究庁(A*STAR:Agency for Science,Technology And Research)傘下の研究機関ISCE²(Institute of Sustainability for Chemicals,Energy and Environment、化学・エネルギー・環境サステナビリティ研究所)と、持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel、SAF)の合成技術にかかる共同研究を開始した。2022年9月15日発表した。

共同研究では,IHIとISCE²が保有する触媒技術を活用して、CO₂と水素からSAFの原料となる液体炭化水素を効率良く合成できる技術の開発を行う。

SAF製造の要素技術となる触媒の開発をISCE²との共同研究で加速し、触媒開発とともに重要な反応器やプロセス開発はIHIが主として行う。今後、3年間で触媒の要素開発を終了し、早期の商用化を目指す。

IHIはISCE²の前身であるICESとメタネーション(二酸化炭素と水素を触媒で反応させることで都市ガスなどの主成分であるメタンを得る技術)触媒の共同研究・開発に取り組んできた。この関係を継続して、現在はCO₂を原料とした低級オレフィン合成技術(二酸化炭素と水素を触媒で反応させることで化学品の原料となる低級オレフィンを得る技術)の共同研究を進めている。

IHIは、「今回、ISCE²とのSAF合成触媒の共同研究プロジェクトを立ち上げることで、CO₂有価物転換の技術開発を一層加速させていく。ISCE²とは2022年から同様の目的でジョイントセンターを設立したところだが、CO₂を原料としたSAFの普及・拡大をリードすべく同センターを活用して、世界の潜在パートナーと協働していく計画」としている。

◇ISCE²
【  所在地 】1 Pesek Road, Jurong Island, Singapore 627833
【事業概要】最新のデジタル化および自動化ツールも活用し、低炭素技術、カーボンライフサイクルアセスメント、持続可能な材料、グリーン製造プロセスなどの分野で研究開発を進める。

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