アズビルは、国連グローバル・コンパクトのシンガポール拠点であるグローバル・コンパクト・ネットワーク・シンガポール(GCNS)が表彰する「シンガポールApexコーポレートサステイナビリティアワード2021(サステイナブルソリューション/非中小企業部門)」を受賞した。
同アワードは、国連グローバル・コンパクトが提唱する環境・人権・労働・腐敗防止に関する10原則を実践する事業・ソリューションを提供している企業を毎年表彰しているもので、2021年12月9日に行われた授賞式では、主賓のLawrence Wongシンガポール財務大臣から、アズビルの東南アジア戦略企画推進室のAnju Jaswal室長に賞が手渡された。
発表によると、アズビルは、2030年までの実現に向け4つの基本目標からなるグループSDGs目標を策定、脱炭素社会の実現に貢献するためものづくりや運用の最適化によって新たな付加価値を創出するエネルギーソリューションを提供している。
具体的には、アズビルのユーティリティ最適化システムにより、東南アジアの顧客は、チラー、ボイラー、タービンなどの機器や地域冷暖房システムなどのエネルギー製造システムから排出されるCO2を大幅に削減し、目標とするエネルギー効率を達成するなどしている。
アズビルの横田隆幸取締役兼執行役員専務・CFO・国際事業担当役員は「大変光栄である。引き続き、環境保全・省エネルギーに役立つ革新的なソリューションを開発していく。今後数年間で目標指向型マイルストーンを多数達成していく」とコメントした。
GCNSのGoh Swee Chen代表理事は「企業間の競争において優位性を保つ上でサステイナビリティへの貢献がますます重要となっており、受賞者の企業戦略と努力が、他の組織のサステイナビリティ実践計画を促すきっかけとなることを願っている」とコメントした。