日本郵船グループの船舶管理会社NYK Shipmanagement Pte.Ltd.(本社・シンガポール)は2021年12月10日付で、日本郵船グループが運航する液化天然ガス(LNG)運搬船で初となるインドネシア人機関長としてタバー・スプリヤント(Tabah Supriyanto)氏を登用した。日本郵船グループが運航しているLNG運搬船でのインドネシア人の幹部登用は今年10月誕生した船長に続き2人目となる。
タバー・スプリヤント氏は2008年から日本郵船グループが運航するLNG運搬船の機関士として乗務経験を積んできた。2011年以降はインドネシア・パプア州のタングーLNGプロジェクトで輸送サービスを提供するLNG運搬船に従事し、12月10日より機関長として実職務に就いている。
タバー・スプリヤント機関長は、「日本郵船グループの運航するLNG運搬船初のインドネシア人機関長となる貴重な機会をいただき心から感謝している。機関長は、船内の機関部門の最高責任者であり、機関部の人員マネージメントとさまざまな設備の管理・監督をしている。今後、陸上・船上のすべての関係者と協力し、良いチームとして働くことができることを願っている」とコメントした。