シンガポールの独立系再生可能エネルギー発電事業者(IPP)ヴィーナ・エナジーは、涌谷太陽光発電所(宮城県)の商業運転を開始した。総発電容量は25メガワット(MW)。日本法人ヴィーナ・エナジー・ジャパンが2021年11月19日発表した。
同プロジェクトは、みずほ銀行を主幹事とする協調融資団6行によるサステイナビリティ(持続可能性)にフォーカスした長期グリーンファイナンスで建設資金を調達した。各金融機関とヴィーナ・エナジーの代表者が出席して11月18日に竣工式を行った。
涌谷太陽光発電所の建設にはヴィーナ・エナジーのグループ企業で建設業許可を持つヴィーナ・エナジー・エンジニアリングがEPC(設計・調達・建設)事業者として参画したという。
みずほ銀行の池田周平プロジェクトファイナンス営業部長は「このプロジェクトは、このたび商業運転開始の重要な節目を迎えたが、今後も、ヴィーナ・エナジーを金融機関の立場から支援していく」とコメントした。