再生可能エネルギー関係事業のアラムポート(東京都千代田区)と建設コンサルタント事業の新日本コンサルタント(富山市)は、シンガポールに共同出資の合弁会社ALAM NIX RENEWABLES PTE LTDを設立した。主にインドネシアの産業用需要家向け屋根置き太陽光発電導入への投資及び事業開発を行い、将来的にはインドネシアでのその他再生可能エネルギー事業への投資・事業開発を目指す。2021年9月10日発表した。
発表によると、新日本コンサルタントはグループの発電事業会社ニックスニューエネルギー(富山市)を通じALAM NIX RENEWABLES社に出資した。
アラムポートは既に自然電力(福岡市)との合弁のインドネシア法人PT Alam Energy Indonesiaを通じてインドネシアでの屋根置き太陽光発電事業を展開している。アラムポートは、PT Alam Energy Indonesiaへの出資持ち分をALAM NIX RENEWABLES社に移管し、今後はALAM NIX RENEWABLES社を通じてインドネシアでの屋根置き太陽光事業の投資、事業開発を行う。
ALAM NIX RENEWABLES社は、新日本コンサルタントが有する北陸地域でのネットワーク、再生可能エネルギーにおける技術的な知見等を、アラムポートが有するインドネシアでの機動力、実行力と連携させ、より多くの再生可能エネルギーの事業化を目指すとしている。
◇ALAM NIX RENEWABLES PTE LTD
【設立日】2021年8月7日
【所在地】160 Robinson Road,#14-04 Singapore Business Federation Centre,Singapore 068914
【当初出資金】 10万USD(※年内に400万USDに増資予定)
【取締役】小谷文人(アラムポート代表取締役)、西森聡一郎(アラムポート取締役)、市森友明(新日本コンサルタント代表取締役)、芳尾航(新日本コンサルタント取締役)