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Coral Capital、3号ファンドがシンガポールPavilion Capital等から資金調達

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ベンチャーキャピタルのCoral Capital(東京都千代田区)は3号ファンドをファースト&ファイナルクローズした。米Founders FundやシンガポールのPavilion Capital、みずほ銀行、三菱地所、新生銀行、第一生命保険、グリー、非公開の国内外機関投資家や財団などから約140億円を調達した。2021年8月31日発表した。

発表によると、Coral Capitalは2016年設立した1号ファンド(38億円)、2019年設立の2号ファンド(60億円)の2つの中核ファンドを運用するとともに、ユニコーン企業となったSmartHR(東京都港区)への追加投資のための専用ファンドSPV(Special Purpose Vehicle、20億円)、既存投資先への追加投資専用のグロースファンド(27億円)の合計4本のファンドを組成し、80社以上の国内スタートアップ企業へ投資してきた。

今回の3号ファンド設立により、初回投資の最大額を5億円に拡大し、大型化するシード期の調達ラウンドに備え、シリーズAラウンドからの出資も積極的に行うとしている。

また、ファンドの運用期間はこれまでのファンド同様に10年だが、3号ファンドは最大14年まで延長可能とした。「日本からより多くのユニコーン企業を輩出すべく、長期間にわたって支援する」としている。

Coral Capital3号ファンド概要は下記の通り。

【 名称 】Coral Capital III,L.P.
【設立時期】2021年8月
【運用期間】10年間(最大14年まで延長可能)
【投資ステージ】シード〜シリーズA
【投資額】初回投資3,000万円〜5億円、20億円までの追加投資も実施

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