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三井化学、日本産青果物流通スタートアップに出資、シンガポールに産地直送へ

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三井化学は2021年8月、日本産青果物等の輸出プラットフォーム事業運営スタートアップの世界市場(東京都品川区)に出資した。2021年8月31日発表した。

青果物の海外輸出には、海上輸送中の傷みが激しく大きなフードロスが発生することや、各国の農薬残留基準値に適合させる必要があるなど、個々の生産者には対応が難しい課題があるが、三井化学グループの鮮度保持包装資材や農薬とその技術的知見、世界市場の青果物集荷から対象国への輸出入、保管、加工、現地小売店への販売までを一気通貫で手掛ける輸出プラットフォームの強みを組み合わせて、課題解決に向けたソリューション型ビジネスを進める。

世界市場は現在、香港への産地直送を実施しており、今後台湾、シンガポールなどのアジア圏、環太平洋諸国への産地直送を展開する予定という。

◇世界市場(せかいいちば)
【 代表 】村田 卓弥
【 設立 】2015年9月17日
【 所在地 】東京都品川区大井1丁目47−1
【事業内容】日本産青果物等の輸出プラットフォーム事業

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