シンガポール政府系投資ファンドTemasek Holdingsの完全子会社で総合エネルギー企業のPavilion Energyは2019年5月2日、シンガポール港で初めてShip To Ship(STS)方式によるLNGバンカリング(燃料補給)に成功したと発表した。
LNGバンカーサプライヤーのライセンスを持つ子会社Pavilion GasのLNGバンカリング船が、シンガポールLNGターミナルの第二桟橋で2,000㎥のLNGを積み、大型商船にLNG燃料を補給した。
Pavilion Gasは2017年にTrack to Ship方式のLNG燃料補給に成功。19年2月にLNGバンカリング船を用船し、バンカーロジスティクスを拡大していた。