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東急不動産、シンガポール現地法人通じバンコク中心部の複合開発事業に参画

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東急不動産(東京都渋谷区)は、シンガポール現地法人TOKYU LAND ASIA Pte.Ltd.を通じて、タイ・バンコク市内中心部でタイ大手上場不動産デベロッパーOrigin Property Public Company Limitedとその完全子会社One Origin Company Limitedが開発を進めるホテルを中心とした複合開発事業に参画する。2021年8月2日発表した。

東急不動産は2019年にTOKYU LAND ASIA社を設立して以降、中国やインドネシア以外のASEAN諸国事業はTOKYU LAND ASIA社を通じて進めており、初のタイ事業への参画となる。

同複合商業施設は、バンコク中心部とスワンナプーム国際空港をつなぐ空港線の始発駅及び市内主要交通機関バンコク・スカイ・トレインのパヤタイ駅から約200mに位置する。

東急不動産は「現在タイでも、新型コロナウイルスの感染拡大が続いているが、将来的な観光大国タイとしてのホテル需要を含む中長期的な観光需要の回復等を見込み、今回の事業参画を決定した」としている。

また、戦略的事業パートナーのOrigin社が将来的にはREITの組成など循環型再投資モデルでの成長を企図していて、「アジア事業においてコンドミニアム事業だけでなく、非分譲住宅アセット事業への参画も積み上げたい当社の戦略に合致した」としている。

東急不動産は、オリジン社が今後手掛ける幅広い事業領域への事業参画を戦略的パートナーシップとして協議していく事に合意しているといい、将来プロジェクトへの参画を通じてタイ事業拡大を目指す。

ワンパヤタイプロジェクト概要は下記の通り。

【 名称 】 ワンパヤタイプロジェクト
【敷地面積】約2,800m²
【延床面積】約2万6,821.3m²(予定)
【建物計画】ホテル、オフィス、商業
【 着工 】2021年9月(予定)
【竣工・引渡】2023年9月(予定)

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