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東京センチュリー、シンガポールで飛行タクシー実験の独Volocopter社に出資

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東京センチュリーは2021年3月3日、飛行タクシーを開発する独Volocopter GmbH(Volocopter社)と出資契約を締結したと発表した。出資額は10億円程度とみられる。

東京センチュリーは、「機体開発、飛行許認可、オペレーションの開発で業界をリードするVolocopter社の日本を含むグローバルな事業展開に対して、金融・サービスを提供することにより、シナジー創出が可能」と判断した。「航空機リース事業で培った専門性に基づく機体のリース事業をはじめ、オートリース・レンタカー事業との連携、スマートフォンのアプリを活用した配車オペレーションサービス、運営施設を起点とした定期便運航等の事業で連携する」としている。

同社担当者は、「2020年夏頃から出資を検討していた。日本市場でのサービスにおけるシナジーを想定している」と話した。

Volocopter社は、2019年10月にはシンガポールでの有人飛行実証実験を成功させた。

これまで三井住友海上、日本航空なども出資している。

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