山九は2022年4月にマレーシア・ジョホール州に海外初の人材育成センターを開設する。2021年1月28日発表した。
名称は「SANKYU TECHNICAL ACADEMY」。セナイ国際空港より車で30分、シンガポール・チャンギ国際空港からも車で60分程度とアクセスが良い立地に、実習場を備えた研修棟や事務所棟、宿泊棟を建てる。
海外でのプラント建設やメンテナンス、物流などの業務が近年急拡大を続けているなかで、高度技術・技能への対応や既存サービスレベルの高度化が急務となっていた。同センター開設により、人材の確保、育成、自社技術・技能の高度化に繋げ、グローバルな技術・技能集団の育成を進める。海外現地法人社員を対象とする技術の高度化を目的としたメンテナンス研修や、技能の高度化を狙った機械整備研修など34講座を計画、年間延べ約3,000人の研修生受け入れを予定する。
また、溶接競技大会や仕上げ大会、フォークリフト大会などの競技大会も実施予定という。
SANKYU TECHNICAL ACADEMYの概要は下記の通り。
【開設時期】2022年4月
【 住所 】マレーシア・ジョホール州ジョホール・バル イスカンダルプテリ市 MEDINI 開発区「Plot11」区画
【敷地面積】16,794 ㎡
【施設面積】7,560 ㎡(研修棟4,140㎡、事務所棟2,000㎡、宿泊棟1,420㎡)
【研修内容】階層別研修、安全教育、品質教育、技術研修、技能向上研修、競技大会など