商船三井は、シンガポールのSembcorp Marine Groupの造船子会社Sembcorp Marine Specialised Shipbuilding Pte Ltd社に発注し、建造しているLNG燃料供給船について、COVID-19の影響で遅れが出ていることを明らかにした。2020年11月20日シンガポール新聞の取材に答えた。
商船三井は2019年2月、シンガポールのPavilion Gas Pte Ltd(PGPL社)とシンガポール港で運航する同船の長期傭船契約を締結したと発表した。PGPL社への引き渡し時期は2021年前半を予定していたが、「2021年中の予定」になるという。
同船は、シンガポール港で2隻目のLNG燃料供給船としてサービスを開始する予定となっている。