ユニ・チャームは2020年10月、近年の降水量増加を背景にデング熱の拡大が懸念されているシンガポールにおいて、デングウイルスを媒介する蚊をおむつに寄せつけない、世界初のアンチモスカプセル搭載の紙おむつ「MamyPoko Extra Dry Protect」を発売した。マレーシアでも9月から販売している。数量・期間限定(約2カ月)で、サイズ関係なく日本円で1袋約1,000円程度という。
主要グローバルブランドにおける幼児用使い捨ておむつが対象で、テープ部に自然由来のレモングラス成分を含んだマイクロカプセルを塗工した。
同社はクアラルンプールで、デング熱の危険性や予防策について専門医とパネルセッションを実施したり、“デング熱から子を守る宣言”を「MamyPoko」の動画を通して発信し、デング熱拡大防止に取り組んでいる。