川崎重工業は2019年4月23日、日本の独立系船主・くみあい船舶のシンガポール子会社KUMIAI NAVIGATION(PTE)LTDに82,200㎥型LPG運搬船“PYXIS PIONEER”を引き渡したと発表した。
全長229.90m、幅37.20m、深さ21.00mで、総トン数は47,236トン、載貨重量は53,928トン。船籍はシンガポール。
2020年施行する世界全海域でのSOx排出規制強化に対応するため、同社建造船として初めて、主機関および発電機関の排気ガス出口部にSOxスクラバーを搭載した。低硫黄燃料油への切り替えを必要とせず、一般的な燃料油を継続的に使用できるため、燃料油コスト低減が期待できるという。