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NTT-AT、日本紙パルプ商事シンガポール子会社の輸出入データ業務を自動化

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NTTアドバンステクノロジ(川崎市、NTT-AT)とアライズイノベーション(東京都中央区)は2020年9月29日、業務効率化と生産性向上を実現する「AI×ロボティクスソリューション」のグローバル展開第一号案件として、日本紙パルプ商事の100%子会社OVOL Singapore Pte. Ltd.(OVOLシンガポール)への導入が決まったと発表した。NTT-ATシンガポール支店と連携して準備を進め、2020年10月に本格運用を開始する。

OVOLシンガポールは、紙の輸出入業務では、取引先から受領する船積書類をもとにSKU(最小管理単位)ごとの数量や船荷証券番号などの確定情報をERPへ手入力してきた。同ソリューション導入により、データの入力業務や確認作業を自動化し、計算誤りなどを回避するとともに、稼働時間やコストの削減に繋げる。

NTT-ATとアライズイノベーションは、グローバル市場に向けたAI-OCRソリューションを推進するため、2019年5月にパートナー契約を締結していた。

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