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日本・シンガポール間の必須の往来を対象とする「ビジネストラック」交渉妥結

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日本とシンガポールの両外務省は2020年9月11日、茂木敏充外務大臣のシンガポール訪問(8月12日~14日)で合意した両国間往来において「ビジネストラック」を9月に開始することについての調整・交渉が妥結したと発表し、茂木外相とビビアン・バラクリシュナン外相による共同プレス声明を発出した。

「ビジネストラック」は 入国が例外的に認められ、「活動計画書」の提出等の更なる条件の下、入国後の14日間の自宅等待機期間中も、行動範囲を限定した形でビジネス活動が可能となるスキームで、主に短期出張者用となる。両国の居住者の必須のビジネス上及び公務上の往来を容易にする。

「ビジネストラック」開始はシンガポールが初めて。感染再拡大の防止と両立する形で、国際的な人の往来を部分的・段階的に再開していくもので、日本とシンガポール両国の経済を回復軌道に乗せていく上で重要な一歩になると期待される。

9月18日から、シンガポールの日本国大使館で「ビジネストラック」利用の手続を開始する。

「ビジネストラック」では、出発前及び到着後の検査や、受入れ国における最初の14日間は管理された活動日程を遵守する必要がある。

必要事項、感染予防策及び申請プロセスを含む手続の詳細は、2020年9月18日までに日本外務省ウェブサイト及びシンガポールのSafeTravelウェブサイトに掲載される。

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