シンガポール保健省(MOH)は2020年7月4日、新たに確認した新型コロナウイルス(COVID-19)感染者185人の概要を発表した。
内訳は、輸入症例1件(シンガポール永住者(PR)1人)、国内コミュニティ感染症例9件(シンガポール国民・永住者4人、ワークパス3人、ワークパーミット2人)、外国人労働者寮居住者175件。
輸入症例の1人は6月21日にインドからシンガポールに帰国した。7月3日発表した輸入症例の家族という。シンガポールに到着後ステイホーム通知(SHN)が発行され、専用車両でSHN施設に移送された。SHN期間中にテストされ、感染が確認された。男性は無症候性という。
MOHは、新たに確認された症例の95%の感染経路を特定している。残りの確認作業を続けている。
既に40,117人が完全に回復し病院または地域隔離施設から退院した。病院に入院中の204人の容態は大半が安定しているか改善しているが、このうち2人が集中治療室にいる。COVID-19に感染しているものの状態が良好である4,317人は地域隔離施設にいる。