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テクノホライゾン・ホールディングス、シンガポールのEsco社全株式取得を決議

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光学・電子機器事業のテクノホライゾン・ホールディングス(名古屋市南区)は2020年6月19日開いた取締役会で、連結子会社エルモ社がシンガポールのEsco Pte.Ltd.の全株式を取得することを決議した。取得価額及び付随費用は約13億円。株式譲渡実行日は7月上旬を予定する。同日発表した。

Esco社は1989年7月7日設立。AV機器・システムの販売・設置工事業を展開し、シンガポールに加え、マレーシア、中国、香港、フィリピン、韓国、タイ、インドに拠点を構えて独自ネットワークを築いているといい、買収により「グローバル展開を大きく促進し、強化することができるとともに、新たな国・事業領域への参入が可能になる」としている。

株式取得による2021年3月期連結業績への影響は精査中。

Esco Pte.Ltd.の概要は下記の通り。

【所在地】6 Harper Road, #06-08 Leong Huat Building, Singapore 369674
【代表者】Managing Director Sujith Sivaram
【資本金】約2億2,100万円
【大株主及び持株比率】Lim Chin Kiang(70%)他2人
【連結売上高/純利益】16億4,000万円/1億4,100万円(17年3月期)、17億3,300万円/2,200万円(18年3月期)、22億5,800万円/1億7,100万円(19年3月期)

なお、テクノホライゾン・ホールディングスは2020年6月26日開催予定の定時株主総会で承認可決されることを条件に、10月11日付で商号を「テクノホライゾン株式会社」に変更する。また、2021年4月1日付でエルモ社を吸収合併する予定。

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