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大林組、ビンタン島植物工場建設プロジェクト「COVID-19の影響受けている」

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大林組は2020年5月15日、2020年3月期決算説明会(電話会議)を実施した。

5月19日公表した主な質疑応答によると、COVID-19感染拡大の中での海外事業の状況及び今後の需要見通しについての質問に、「北米では公共工事の施工は継続、民間はほぼすべての現場で中断していたが、5月上旬から順次再開している。シンガポール、バングラデシュでは工事が中断している。タイ、台湾、ベトナム、グアムはほぼすべての工事で現場継続している。需要予測を立てられるほどデータは集まっていない。COVID-19の影響を受けながらも経済を維持している国もあり、そのような国では旺盛な建築需要があると見ている」と答えた。

同社によると、「経済を維持している国」は、(事業展開している国では)タイ・ベトナム・台湾を指しているという。

シンガポールについては「建設工事現場は6月2日以降徐々に再開されることになっている。再開日時は政府の許可次第」という。

また、インドネシア・ビンタン島の太陽光型大規模水耕栽培植物工場建設プロジェクトについては、「COVID-19拡大による影響を受けている。状況が好転した時点で再開する予定」という。

※関連記事「大林組、ビンタン島で太陽光型大規模水耕栽培植物工場の実証実験

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