国分グループ本社のシンガポール100%子会社KOKUBU SINGAPORE Pte.Ltd.が、食品製造・外食事業など食のバリューチェーンを多角的に展開するコモンウェルスグループの卸売事業会社TCGC Pte.Ltd.の株式を取得した。株式引受は2020年4月13日完了した。取得金額は非公開。国分グループ本社から1人を派遣し、常駐している。2020年5月27日発表した。
国分グループ本社は2019年10月、アセアン各国における提携企業との連携強化・統括業務を目的にシンガポールにKOKUBU SINGAPORE社を設立。シンガポールではコモンウェルスグループとの合弁企業Commonwealth KOKUBU Logistics Pte.Ltd.により低温物流事業も展開してきた。TCGC Pte.Ltd.の株式取得により、コモンウェルスグループが構築するサプライチェーンネットワークを生かし、シンガポール国内での販売強化及び周辺国との輸出入事業の拡大を図るとしている。
なお、TCGC Pte.Ltd.はKOKUBU Commonwealth Trading Pte.Ltd.に社名変更する。8月3日(月)を予定する。
TCGC Pte.Ltd.の概要は下記の通り。
【 所在地 】シンガポール
【事業内容】食品(ベーカリー、アイスクリーム、スープ類等)の卸売業
【 資本金 】135万シンガポールドル
【出資比率】KOKUBU SINGAPORE Pte.Ltd. 70%/Commonwealth Capital Pte.Ltd.グループ 30%
【 代表者 】林 恒喜(国分グループ本社 海外統括部アセアン事業部長が就任予定)
【従業員数】6人