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世界保健総会、ガン保健相「シンガポールのCOVID-19致死率は0.08%」

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世界保健機関(WHO)の第73回世界保健総会(WHA)が2020年5月18日テレビ会議形式で開催され、シンガポールからはガン・キム・ヨン保健相が出席した。

ガン保健相は「シンガポールでは、地域社会での感染を抑制するために、4月7日から『サーキットブレーカー』と呼ばれる一連の対策を導入した。これは有望な結果を示している。地域社会での新しい感染数の過去1週間の1日あたり平均数は約3件であり、3月中旬以来では最低水準となっている。一方、外国人労働者寮ではCOVID-19を積極的にテスト・管理しており、状況は安定している。シンガポールでのCOVID-19による致死率は0.08%で、世界で最も低いままである」と述べた。

そのうえで、「COVID-19は、有効なワクチンが利用できるようになるまでのしばらくの間、問題であり続ける。対策の成果が出ているので、シンガポールは多くの国と同様に、これまで導入した厳格な措置を段階的に巻き戻していく予定だ」と慎重なアプローチを採用する考えを示した。

そして、「今こそ、団結と協力の時である。シンガポールは、テドロス事務局長率いるWHOのリーダーシップと専門知識を高く評価し、私たちとの連帯を再確認する」と締めくくった。

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