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シンガポール政府、4月7日から4週間、民間企業オフィス大半の閉鎖を決定

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シンガポール保健省(MOH)は2020年4月3日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染の広がりを抑える目的で設置された複数省庁でつくるタスクフォースが、国内の学校とほぼすべての職場施設を4週間(2潜伏サイクル)閉鎖する決定をしたと発表した。政府は、「これらの措置は必要だが、企業と世帯を混乱させる」としたうえで、4月6日(月)に家計と企業に対する追加支援策を発表するとした。

具体的には、4月7日(火)~5月4日(月)までの4週間、ヘルスケア、社会、金融、清掃、水、エネルギー、環境関連、輸送、電気通信など必要不可欠なサービスや、美容院、理容室、エレベーターのメンテナンス、ランドリーなどその他の厳選されたサービスを除き、在宅勤務を求める。

すべてのレストラン、ホーカーセンター、コーヒーショップ、フードコート、その他の飲食店は持ち帰りまたは配達のみ営業する。食品製造、食品加工、食肉処理場、食品仕出し業者、食品物流、冷蔵倉庫、食品安全試験、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、食料品店、卸売市場とウェット市場は営業する。

また、住民の日常生活品やサービスを取り扱う小売店や、ショッピングモール内の薬局などの特定のアウトレットは営業する。その他の小売店は閉鎖される。

公共サービスは完全に機能するが、労働者の大部分は在宅勤務になり、カウンターサービスは規模を縮小する。

教育機関は4月8日(水)~5月4日まで、完全な在宅学習に移行し、就学前ケアセンターはサービスを停止する。私立教育機関も在宅学習に移行するか、クラスを一時停止する。

すべてのアトラクション、テーマパーク、美術館、カジノは閉鎖される。公共スイミングプール、カントリークラブ、ジム、フィットネススタジオなどのスポーツおよびレクリエーション施設(ホテル含む)も閉鎖される。礼拝所は閉鎖される。

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