東亜建設工業は2020年1月23日、韓国Samsung C&T社と共同で、シンガポール・テコン島地区での埋立工事及びステージンググラウンド運営業務を設計施工一括請負契約で受注した。2020年3月24日発表した。
発注者はシンガポール住宅開発庁(Housing & Development Board、HDB)、工事監理はSurbana Jurong Consultants Pte Ltdで、工事期間は72カ月、契約金額は約340億円。
同工事では、シンガポール国内での掘削工事から発生する土砂の受入れ基地(ステージンググラウンド)の運営業務及び管理業務を実施する。受入れた土砂は、テコン島内の様々な工区へ運搬して埋立に使用するとともに、浚渫工、地盤改良工、排水工、及び測量等の付帯工を施工する。
東亜建設工業は1963年にシンガポールに進出。2000年から2015年には、テコン島周辺での大規模な埋立工事を施工した実績がある。現在、昨年受注したトゥアス地区第1期コンテナバースの建設工事を施工中である。
工事概要は下記の通り。
【工事名称】テコン地区埋立工事(その3)及びステージンググラウンド運営業務
【工事場所】シンガポール・テコン島
【 発注者 】シンガポール住宅開発庁
【工事監理】サバナジュロンコンサルタント
【 工期 】72カ月
【契約金額】約340億円(約4億1,800万SGD)
【工事内容】・土砂の受入れ基地(ステージンググランド)の運営業務及び管理業務
・埋立工、浚渫工、地盤改良工及び排水工
・測量工、土質調査、土質試験、土質計測等の付帯工事