日本銀行は2019年11月29日、シンガポール通貨金融庁(MAS)との間で締結しているシンガポールドルと日本円を相互に融通するための為替スワップ取極について、2022年11月29日までの期限延長を決定したと発表した。
同取極による引出限度額は不変(日本銀行・150億シンガポールドル、シンガポール通貨金融庁・1.1兆円)。
日本銀行は、国内金融機関のシンガポールドルの資金決済に不測の支障が生じ、金融システムの安定確保のために必要と判断する場合には、同スワップ取極を活用して、シンガポールドルの流動性供給を行う方針という。