三菱重工業は2019年12月2日、シンガポール現地法人Mitsubishi Heavy Industries Asia Pacific Pte.Ltd.(MHI-AP社)がミャンマーのヤンゴンに12月1日付で駐在員事務所を開設したと発表した。
発表によると、所長に就任した柴田健氏は「ミャンマーでは、経済改革の成功を受けて、実質GDP成長率は6%以上の高水準で推移している。この急速な成長は、それに相応しい社会基盤整備に支えられる必要があり、三菱重工は幅広い投資機会に参加できることに期待している」と述べた。
三菱重工業の花沢芳之常務執行役員(アジア・パシフィック総代表兼インド総代表、MHI-AP社長)は「APAC地域の発展・都市化が進むこの重要な時期に事務所を開設することは、三菱重工グループがAPACの持続的な成長を継続的に支援することを表明したものであり、三菱重工グループのAPAC地域における拡大戦略の一環となる。ミャンマーのステイクホルダー間を結ぶ架け橋として、ミャンマー国内だけでなくより広いAPAC地域での活動強化機能を果たしてほしいと思う」と期待した。
◇MHI-APヤンゴン事務所
【所在地】#401-405, Prime Hill Business Square, No. 60, Shwe Dagon Pagoda Road, Dagon Township,Yangon, Myanmar