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シンガポール人、機内座席で隣の人がはみ出してきたとき「我慢」18%

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総合旅行サイト・エクスペディアは2019年9月17日、世界23カ国の男女18,237人を対象に実施したフライト内コミュニケーションに関する意識の国際比較調査結果を発表した。

それによると、「隣の人が自身の座席スペースにはみ出てきた時、いかに対応するか」という質問に対して、シンガポール人は ①直接本人に指摘する(42%) ②席を変えてもらえないかCAに丁寧に頼む(31%)③タイミングを見てひじ掛けを下ろし スペースを確保する(29%)――と回答した。「無視をして我慢する」は18%だった。

世界平均では、半数近い45%が「スペースをあけてもらうように直接言う」と回答した。ドイツ、オーストリアなど欧州の人が直接本人に伝える傾向が高くなっている。

日本人は、①タイミングを見てひじ掛けを下ろし、スペースを確保する(30%)②席を替えてもらえないかCAに丁寧に頼む(28%) ③無視をして我慢する(26%)――と回答した。「無視をして我慢する」の回答割合は世界一高かった。

提供・エクスペディア

また、「後ろの人が座席を蹴ってきた時の対応」についての質問に対して、シンガポール人は ①直接本人にやめるように言う(34%) ②CAからやめてもらうように伝える(30%) ③慎重に本人にどうして蹴り続けるのかを尋ねる(17%)――と回答した。

世界平均では、①直接本人にやめるように言う(40%) ②CAからやめてもらうように伝える(24%)③席を蹴り続ける理由をこっそり探る(18%)――となっている。

さらに、「空港や機内において、どんな振る舞いをする人を迷惑や不快に感じるか」という質問に対して、シンガポール人は ①酔っぱらいの乗客(41%) ②前の席を蹴ったり、つかんだりする人(41%) ③体調が悪く、ウイルスを撒き散らす人(37%)――と回答した。

世界平均でも1位は「酔っぱらいの乗客」となっており、エクスペディアは「海外へ行く際の長時間フライトなどでは、アルコールを飲む人も多くいるかと思うが、他の乗客に迷惑をかけないためにも、ほどほどに抑えたほうが良い」と指摘している。

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