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エアポートトレーディング、シンガポールABSSとイベントスポンサー契約締結

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那覇空港での沖縄みやげ販売事業エアポートトレーディング(那覇市)は2019年7月30日、シンガポールバーテンダー&ソムリエ協会(ABSS)とイベントスポンサー契約を締結した。1年契約で5,500シンガポールドル(約43万6,000円)を出資する。

締結式(左から3人目が丸橋社長) 提供・エアポートトレーディング

ABSS主催の『エリートバーテンダーコース2019』(8月18日〜28日)における「泡盛講座」(約2時間)を担当し、講師として泡盛マイスター協会認定の泡盛マイスター3人を派遣する。

琉球泡盛プライベートブランド「ホワイトタイガー」はABSSが年2回主催するカクテルコンペで使用されており、合わせて那覇空港限定土産品シリーズ「空人」(Soranchu)ブランド力の向上に繋げていく。

同社の丸橋弘和社長はシンガポール新聞の取材に対して、「日本では若者の酒離れもあり、その他の酒類と同様、琉球泡盛も出荷量がピークを記録した2004年から14年連続で減少している。当社ではプライベートブランド『ホワイトタイガー』を軸として、琉球泡盛の良さを知っていただき、より多くの方に楽しんでいただけるようなプロモーションで業界全体に貢献できないかと努力している。ホワイトタイガーは4種類(熟成3・5・7・10年)で、熟成した琉球泡盛古酒の本来の楽しみ方を啓蒙していくことにも重点をおいているが、琉球泡盛を世界に発信していくためには、お酒を飲む方ではなく、提供する側のバーテンダーの皆さんに知っていただき、その手段の一つとしてカクテルなどのベースとして使用いただくことも琉球泡盛の発展のために重要という想いで泡盛マイスター協会と一致し、泡盛マイスター協会の仲介によって実現したのが今回のスポンサー契約だ。『ホワイトタイガー』のみならず、琉球泡盛を使用したカクテルなどが、シンガポールのカクテルコンペティションで評価され、ひいては世界のカクテルコンペティションで評価を受けるようになることを願っている」とコメントした。

同社は2017年から、沖縄選出バーテンダーのエリートバーテンダーコース派遣費用約33万円も支援している。

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