スシローグローバルホールディングスは2020年11月6日、2020年度通期(2019年10月1日~2020年9月30日)決算を発表した。
決算説明会資料によると、海外スシロー事業については「新規出店はほぼ予定通り。各地域でコロナ影響と政府規制が異なる中、柔軟に対応しながら成長を実現した」。シンガポールでは3店舗を新規出店し、計4店舗となった。
シンガポール店舗の経営については「下期を通じてロックダウン、営業制限が続く。政府補助金により一定の補填は出来ている。席数あたりの売上は十分高く、将来期待は高いものの、売上拡大・利益創出には規制解除を待ちたい。テイクアウト&デリバリー(TO&D)を急ピッチで強化したことで、TO&Dの売上はコロナ前の約5倍に伸長した。売上の下支えとして機能したことも赤字抑制に繋がっている」とした。2021年度は5~7店舗の新規出店を予定する。