国土交通省は農水産物の海上輸送による輸出を促進するため、清水港をモデルとした農産物海上輸送試験を4回実施する。
静岡市の清水港から2019年8月6日、JA静岡経済連が輸出する静岡県産「アメーラトマト」「クラウンメロン」など14品目、山梨県産「シャインマスカット」「桃」など3品目、長野県産「種なし巨峰」「白菜」など6品目ほかを積んだ第1回輸送船が出港した。シンガポール港に8月17日(土)入港する。
静岡県は、冷凍・冷蔵コンテナの電源供給設備を増設したほか、JA静岡経済連と連携し、各産地から清水港までの効率的な集荷体制の検討や県海外駐在員事務所による現地での販路開拓支援を実施するなど、輸出環境整備に取り組んでいる。