七十七銀行は、UntroD Capital Asia Pte. Ltd.(本社:シンガポール)が運営する『Real Tech Global2号ファンド』への出資を決めた。2026年8月17日発表した。
『Real Tech Global2号ファンド』は、東南アジアで社会課題解決に挑むディープテック・スタートアップの発掘・投資・伴走支援に特化したファンドで、出資先と日本の地域企業・大手企業とのビジネス連携の創出を目指している。
七十七銀行グループは、『Real Tech Global2号ファンド』への出資を通じ、海外の先駆的な技術・ビジネスモデルと東北の地域企業を接続することによる新事業創出を支援するほか、UntroD Capital Asia社グループが持つ研究・技術評価力を活用し、海外ビジネス支援機能を強化する。

『Real Tech Global2号ファンド』は総額28百万米ドルを調達し、ファイナルクローズを完了した。出資者は日本企業で、金融機関、事業会社に加え、日本各地の地域中核企業も含まれ、「オールジャパン」の体制を実現した。リバネス(本社:東京都新宿区)がエコシステムパートナーを担い、これまで築いてきた東南アジア6カ国を中心とする研究者ネットワークと、各国ベンチャー企業の日本進出支援のノウハウを提供する。

◇『Real Tech Global2号ファンド』のパートナー企業
【金融機関】
CCIグループ(本社:石川県金沢市)
SMBC日興証券(本社:東京都千代田区)
七十七銀行(本店:宮城県仙台市)
【事業会社】
岩谷産業(本社:大阪市)
MOL PLUS(本社:東京都港区)
Wismettac Ventures(本社:東京都中央区)
【地域中核企業】
KOBASHI HOLDINGS(本社:岡山市)
金森産業(本社:富山県高岡市)
山田商会ホールディング(本社:名古屋市)
長谷虎紡績(本社:岐阜県羽島市)
能代電設工業(本社:秋田県能代市)
大冷工業(本社:名古屋市)
【エコシステムパートナー】
リバネス(本社:東京都新宿区)
UntroD Capital Asia社は、「各出資企業は本業の力を持ち寄り、出資先スタートアップの事業成長そのものに関わっている。金融機関には、多様なアセットクラスを通じて、グローバルなディープテック・エコシステムを支えるパートナーとして参画いただいている。出資にとどまらず、融資・上場支援まで含めた総合金融機能を東南アジアに持ち込むことを目指している。事業会社には、本業と重なる事業領域でスタートアップと協業し、その事業開発を支えるパートナーとして参画いただいている。各社からの出向者派遣を通じて人材を育成し、中長期にわたってエコシステムを支える体制の構築を目指している。地域中核企業には、日本国内で磨き上げてきた製造・実装・販路の力を携えて、東南アジア発ディープテックの産業化を担うパートナーとして参画いただいている。すでに投資先に直接出資・事業提携する事例も出始めている」と、出資企業と出資先スタートアップとの連携の進捗状況を説明した。