日本冶金工業は、インド・ムンバイに新たに現地法人Nippon Yakin India Private Limitedを設立し、営業を開始した。インドや、中東など周辺地域におけるエネルギー・環境分野向けを中心とした高機能材ニーズをさらに捕捉すべく、現地の販促機能を整備・強化した。2025年8月5日発表した。
インド現地法人の設立により、シンガポール現地法人Nippon Yakin Asia Pte Ltd.が従来担ってきた業務はインド現地法人に統合する。
日本冶金工業の担当者はシンガポール新聞の取材に答え、「Nippon Yakin Asia社は閉鎖する。現時点(2025年8月7日)で事務所はすでに撤退しており、清算手続きを進めている」と補足した。
◇ Nippon Yakin India Private Limited
【 設立 】2025年5月15日
【 所在地 】インド マハーラーシュトラ州 ムンバイ
【事業内容】ステンレス・特殊鋼・高ニッケル合金の販売に関する業務の受託
【 資本金 】20,000,000インドルピー
【出資比率】日本冶金工業グループ100%(日本冶金工業99%、ナス物産1%)
【 代表者 】取締役社長 川尻 敦史